DMC-TZ3。
2007年3月発売のコンパクトデジカメで、当時としては珍しく10倍ズーム搭載機でした。
今でもそうですが、当時の私は「ズームこそ全て」だと思っていたので、この機種は正に最強でした。
ちなみに、この機種の別名が「きみまろズーム」で、対して、他社が浜崎あゆみをCMに起用していましたね。
どうでもいい話ですが。

本題に戻しますが、こちらがその当該機。
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こう見えて電源入ってるんですよ。
はい、つまり液晶が死んでます。
ただし撮れる画像(もちろんやみくもにシャッターを押した結果だが)は至って鮮明なので、
部品を購入した。
Screenshot_2016-01-27-10-03-09


はい。

DSC03191
 
DSC03192
 
1000円でこの美しい筐体ですよ。
ご覧くださいこれ。
DSC03158
 
元あったほうのなんとボロイことか。

ただしCCDが死んでます。
P1010123

 液晶が死んでるほうで撮った写真はこんな感じです。
 
P1050706

CCD故障で妖怪ウォッチと化しているのですが、当初の予定を変更して、
家にあったまともなCCDを買ったまともな筐体に入れることにしました。

こちらが開いた状態です。
DSC03163
見事に液晶のフレキがぶっちぎれています。

ちゃっちゃとCCDを外しましょう。

CCDの黒いツメを...
DSC03165



 上げます。
DSC03166

はい。
これを守らないと、 フレキが切れたりコネクタ破損でどうにもなりません。
ほんとうにどうにもならない...!!

これがCCDです。
DSC03170
 たしかPanasonicは自社製CCDモジュールだった気が。
それにしても電子部品キレイダナー。

で、それを綺麗な筐体に戻す。
DSC03172
正直戻して液晶のフレキをつなげるのが一番大変だった。


すると...



DSC03175
 どやっ!

はい。
こうして私が丹精込めて修理したデジカメは4000円で販売中です。(売り切れました)

 





ちなみに、9年前のデジカメ触って思ったのは、液晶の質が悪いことやシャッターなどのレスポンスの悪さでしょうか。画質自体も、やっぱり今使ってるソニーのHX30Vと比べると月とすっぽんのような差があります。
いやー、それにしてもCCDってあんなに小さいんですね。