※この記事はオーディオに造詣が深い方には向けておらず、
尚且つ平均的な聴力を持ち、シックスセンスの類を持たない人向けに書かれています。


最近はやりのハイレゾ


ソニーもハイレゾを猛プッシュしているわけですが、
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ハイレゾとはなんぞやというわけです。

ハイレゾとは? | ハイレゾ・オーディオサイト | ソニー

正直言って、これ見てハイレゾが何かわかるでしょうか。
抽象的で何を言っているんだ状態だとは思うのですが、

つまりハイレゾはCDより高音質だと言いたいわけですね。

でもぶっちゃけ、普段聴いてる曲ってmp3ですし、そんなに違うの...?とも思うわけです。
なので、順番にこのサイトを読んでいきましょう。



『実はCDは音を全部収録しきれなかった… 』


当たり前っちゃあ当たり前ですよね。
実はアナログレコードなら音を全部収録してるらしいのですが、
アナログ故に再生環境で音質に差が出過ぎる上に、
劣化したり全然ポータブルじゃないので今はほぼ見なくなりました。

逆に言うと、デジタルになったCDは再生環境による影響がかなり少なくなりました。
もちろん収録状況やイヤホンなどのアナログになる部分は影響を受けるわけですが、
それが気になるなら電脳化しましょうね。22世紀でまた会いましょう。

とにかく、CD全部収録できてない→実際とはちょっと違うわけでございます。仕方ないね。

ハイレゾは音の量が違うんです!

ここが問題なのでございます。
音の量が違う=音質が良い が、必ずしもそうかと言われると疑問です。

例えばプリンターで印刷した写真ですが、
これはプリンターがこの世に出てウン十年経った今もプリンターのインクは赤青黄黒しかなく、
例えば人間には見えない赤外線のみ反射するインクを使って印刷したりしないわけです。
また、
料理においても、人間の感じられない添加物を味付けに使おうとは思わないわけです。

つまり人間に聞こえない高さの音が音源に入っていてもわからないわけでございます。
「それ、感じてないだけで聞こえてるんだろ?」いいえ、聞こえてません。

そもそも人間の耳には蝸牛管(うずまき管)があり、そこで音を聴いているわけですが、
簡単に言うと、うずまき管の中には毛が生えており、それが振動すると音を感じる構造になっています。
また、低音ほどうずまき管の奥まで届くという性質があり、それで音の高さを聴き分けています。
加齢とともにモスキート音が聞こえなくなるのは、このうずまき管の入り口付近の毛がハゲるからなのですが、
つまりあまりにも高すぎる音は耳に入ってません...。残念ながら。

一般的なCDの44.1kHzというのは、22,050Hzまで表現でき、
ヒトに聞こえる上限20,000Hzをカバーしています。
なので、96kHzや192kHzで収録しているハイレゾ曲は完全に人間向きではなく、
コウモリやイルカ向きということになります。
完全にデータの無駄ですね。

ちなみに、周波数が増えるとより繊細な音が聞こえてくる
なんてことはありません。
デジタル化する際に、対象の周波数の倍のサンプリングレート(つまり今回は44.1kHz)あれば
完全に収録可能です。

ビット深度とは


ところが、ハイレゾすべてが無駄というわけではありません。
重要なのはビット深度でございます。
通常のCDは16bitで記録されています。ところがハイレゾ楽曲は24bitで記録されています。
ここが大きな差です。
この部分だけはCDは人間の聴覚に足りていません。

ビット深度 (音響機器) - Wikipedia

Wikipedia大先生の言うことは難しいのでたとえ話ですが、
例えばスマホの音量調節は15段階ぐらいなのですが、
これだと微妙な音量調節ができません。しかも最大音量も小さい。どうにかしろXperia
ところが24bitのハイレゾ音源だと、
昔のアナログアンプのようにボリュームは無段階で滑らかに調節できます。
とても小さな音から大きな音まで様々です。

これがビット深度の違いです。

実際に24bitの音楽を再生したらスマホの音量調節が無段階になるとかそういう話ではありませんが、
楽曲内の音の大小により忠実になります。これはハイレゾ対応イヤホン関係なく変わります。

ハイレゾ対応イヤホンってなんだよ


先ほどのように、
なにもハイレゾ対応イヤホンでないとハイレゾの威力がわからないかというと
そうではありません。
ビット深度の影響はどんな機器にも表れますし、あまりにも高音は人間の耳に届きません。
が、人間の聴力の上限ギリギリの音を表現するのに、
”ギリギリそのくらいの高音が出せるヘッドホン”と”余裕でその帯域が出せるハイレゾヘッドホン”は
違いがあります。
某S社のイヤホンは40kHzが再生できるとハイレゾ対応認定されるので、
高音再生に関してはお墨付きというわけです。









いやでも違いなんかわかるのかよって思うかと思います。
そういう人はまず、手持ちのCDをflacやwavで取り込んで手持ちのウォークマンに入れてみましょう。
OPTION→詳細情報から確認せずにその音源がmp3でないと判断できたら、
ハイレゾ音源を買ってみても良いと思います。
私ですか?
私は判りましたよ。(ただし勝率6割程度)