Outlookアプリが新しくなった。
Microsoft Outlook のプレビュー
Microsoft Outlook のプレビュー

名前がなんともお粗末というか、日本でヤル気無いだろ!と思わずツッコミたくなるが
中身はいやいや、以前とは比べ物になく良くなっている。

以前はMicrosoftのhotmailしか受信できなかった。
しかし、ちょっと前にアップデートでマルチアカウントに対応したGmailアプリに追随する形で、Outlookもマルチアカウントに対応した。

そこで何がGmailと違うかなのだが、まずはマルチアカウントに対する柔軟さである。
Outlookアプリは、全てのアカウントをまとめてチェックできる。
つまり、Gmailに届いたものも、hotmailに届いたものも、Yahooメールに届いたもの一気に確認できる。
返信の際も自動的にアカウントが選択され、違うアカウントで送信してしまうミスはない。
また、Outlookでは未読のメッセージをまとめて表示できる。

Screenshot_2015-01-31-03-19-07


Gmailには無い機能だ。


また、Outlookの良さはそれだけではない。
デザインの良さもまた、Gmailとは違う。

こちら、Gmailでのサイドメニュー。
Screenshot_2015-01-31-03-19-54


ずらーっとどうでもいい項目が並んでいる。
一番上のプロフィール画像はその最たるもので、誰がメールの確認をするのにまず自画像を見なくてはならないのだろうか。(自画像では無いが)

一方こちら、Outlookのサイドメニュー。

Screenshot_2015-01-31-03-20-34

わかりやすく、必要な項目のみ並べられている。









Outlookはここに来てとても良い進化を遂げたと思う。
Outlookに限らず、最近のMicrosoftはどこかキている気がするのだが、私だけだろうか。
先日、Windows 10の日本語TP版が配信され、私もHyper-V上で実行してみたのだが
その作りは正に正当進化で、確かなWindows 8.xの後継OSだと感じた。
また、以前から同社の展開するクラウドストレージサービスであるOneDriveでは、ブラウザ上でOfficeソフトが利用できるようになっている。


Googleが行っていた、「全てを自社で縛る」という方針に、他社がやっと付いてきた感じだ。
自社で縛るというより、自社で便利なサービスをどこでも提供してたのだ。
これは、似たようなことをSONYが自社の家電サービスで行っていたことだが、
SONY内のみで便利な機能はSONY以外の製品を使っている人には無いに等しい。
この自社のサービスを広くどんな環境でも利用できる利点に、やっとMicrosoftが気づいたのだろうか。

ソニーも、PS3等のクラウドゲーミングサービスであるPlayStation Nowを他社製テレビに提供する予定だそうだが、果たして。